not diary 2016

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not not not not diary 2016


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器用が故に、不器用。ってなぐらいがよくて、ブルースやらロックやら、そういうのを何て呼べばわからないし、
その名称自体には全然意味はないけど、そういうことを持っている人だけが、自分の内側を突き刺す。
その匂いの有る無しに、自分の円(ハンターハンター的に)を反応できるようにしておきたい。ずっと。


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なんだか久しぶりに無茶苦茶長い1年でした。。
これを書いていて、この下にある9月のこととかが、もう最早体感的には5年ぐらい前のようのことに思えたりもします。。
色々落ち着いて書くのができずで、facebookとかでは色々と投げていたのだけれど、
今年の下半期は、振り返ると、怒涛でもあり、公私ともども、ものすごい充実した一年でした。
またゆっくりと報告もしますが、断片はFBに公開設定で載せております。


まあ、実をいうと6年ぐらい前には完全に、一度死にかけたような自分が、
こんなにも最高な日々を送れているのは、「人のおかげさま」で、
たまには又、まあ色々お痛もしたり、欲望に流されたり、人に不寛容になるようなこともありつつも、
それらを傍にやって、人を大事にできるのには、まずは愛情かなーと最近しみじみ思います。
すごーいシンプルな話だけど、愛情を前提にしないと、やっぱり人を大事にできないよなーとよく思うようになりました。
(まあ暑苦しくもなるから、特に東京ではあんまりそういうの出さない方がいいのかもだけどね。。でもまあ結局。。。)
ほなほな、皆様よいお年を!
































年末にもうちょっと写真もあげたいっす。色々あったので。。
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client works
「x / groove space」2
Choreographed and Conceived by Sebastian Matthias
@ F/T tokyo





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あんまりアートとかそういうことはわからないので、結局はどういう風にモノを観ていくのかってことだと思うので、
少しずつまとまってきたような気がして、もしかしたらあともうちょっとでスーと進むかもしれないような予感もしてきてる。



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明月院 北鎌倉 2016年夏の日
Meigetuin Kita-Kamakura 2016 summer day


























偉そうなことは書かないようにしようと、偉そうな言葉を見たあとにちょい思ったりもするけど、モチーフや、撮り方の方法論が新しいとかよりは、とりあえず今は、何を撮ろうが、自分のぬぐいきれない手癖みたいなのがでてきちゃうような、退屈だけど、根本的に自分であることを積み重ねていきたい。
その集積か、そこから出てくるものの先に見えるかもしれないことを、指針に。(って偉そうか。。)

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massageのwebにてgoatの活躍も目覚ましい日野浩志郎のインタビューと彼の新しいプロジェクトのライブを映像と写真で撮影しています。
http://themassage.jp/virginal-variations1/

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その他新しい映像制作物もいくつか。。
https://vimeo.com/178701829
https://vimeo.com/169526222

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ele-king vol.18
表紙、中面で、ワールドワイドーな動きも話題なラッパーのKOHHを撮影しています。

7/15(金)発売です。詳細は→http://www.ele-king.net/news/005210/


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しばらくはFACE BOOKの方で近況を書いてました。
https://www.facebook.com/ryosuke.sv


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『3min. by spoken words project for KOKKA』
→ http://www.3min.info 
自分で服を縫うことへの新しい提案をしてゆくブランド「3min.」。
「3分間クッキング」で楽しく気軽に料理を作るように服を作ろう、それが「3min.(スリーミニッツ)」です。



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撮ることも技術だけど、生きることも技術。


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room portrait 1
[












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これまでで一番正直楽しかった仕事
三越伊勢丹グローバルグリーンキャンペーン
「ネコと暮らすように考える」
http://cp.miguide.jp/globalgreen/shinjuku/index.html
Pr:山口博之(BACH) AD:岡本健


犬童一心(映画監督)→http://cp.miguide.jp/globalgreen/shinjuku/contents/interview/isshin_inudo/index.html




沖潤子(刺繍アーティスト)→http://cp.miguide.jp/globalgreen/shinjuku/contents/interview/junko_oki/index.html




ますむらひろし(漫画家)→http://cp.miguide.jp/globalgreen/shinjuku/contents/interview/hiroshi_masumura/index.html




山内マリコ(小説家)→http://cp.miguide.jp/globalgreen/shinjuku/contents/interview/mariko_yamauchi/index.html




我喜屋位瑳務くんhttp://gakiyaisamu.com/の書いた漫画を基にコマドリアニメーション製作も岡本憲昭と一緒に担当しています。

ネコを撮るのが仕事になるなんて日がくるとは思わなかったけど、
ぐっさんありがとー。
そしてみんなどのお宅の猫も可愛いかったけどさ、撮影終えて家に帰ってくるたびに、
自分の家の猫の茄子さんが一番可愛いなーと実は思っていました。(そういうものです。)

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ダニエル・クオン@7th floore

去年末に出た彼のアルバムは、去年繰り返し一番聴いた音源になりました。
音の戯れのように聴こえて、一番音楽とは何なのか?ということを真剣に問いかけているようでいて、
全てを遠くにはぐらかした、ひどくひねくれた悪い冗談混じりの、一日だけで完結する私小説のようにも見えました。
鬼才。http://www.ele-king.net/columns/004845/


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武蔵野美術大学 ポスター (AD 長嶋りかこ)





いつもいい感じに茶目っ気があってフランクだけど、内側に作ることへの強い意志を感じるから、
りかこさんはとても好きなAD/D。しなやか。
あとvillageっていう会社名も素敵だけど、周りにいる村人も、同じ匂いをまとっていて、
原宿の良い村。


デザインってことを僕はいつもデザイナーから教わる。
昔は全然興味がなかったのに、特にフリーで仕事をするようになって、
写真ってデザイン次第だなーといつも思う。
写真をコンポジションするにしろ、素材的に使うにしろ、
それを生かすも殺すもデザイナー次第。
僕は極端な話、写真が切り抜かれようが、全然違うトリミングされようが、
最終的な着地点に驚かされると、デザイナーに畏怖の念さえおぼえる。


ついでだから書いておくと、
若い人で、坂脇慶と、鈴木聖(s)と、浮舌大輔の3人のデザイナーは、
少しは、規定のデザインってものをある程度みることもできるようになった後に、
その先の、鋭敏な感覚を教えてもらった3人で、
彼らと、もっと大きな花火も打ち上げられるようになりたいのが、
職業カメラマンをやる時の、一個の大きなモチベーションだったりする。
本物には、ちゃんと認めておいてもらいたい。
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『この街には私たちのような人々がいる。
半分は悲観的に考える人たち。
もう半分は魔法を信じる人たち。
彼らの間の溝は、まるで戦争のよう。』


『people in the building like us.
half of them think things never wake up.
the other half believe in magic.
the 2ndwar between them. 』
”BEGINNERS” by Mike Mills


ヒアリングがまだまだ自信がないけど、
たまに英語の表現に対して、日本語訳はけっこう付け足しが多いの前々からよくわかっていたけど、
なんか、案外行間を読むっていう表現は英語の方が強い気がして、日本は説明の付加が案外多いので、
そういう説明好きなところが、アートやら、ビジュアル表現において、日本人の表現が弱いっていうか、
ちょっとダメなとこな気もする。
でもきっと本当は省く、行間を読む力は日本人が昔から大切にしてきていたのだろうに、
(特に短歌や俳句などの言葉の芸術においても)
近代になって、真面目で、従属的な性格が災いしてか、説明過多な国になったのではないだろうか?
とかそんなことも最近考えてみる。
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1stアルバムからの「Time Machine」を、夜、東京からの仕事帰りのドライブ。
第三京浜に乗った瞬間に、ボリュームを一気に大きくして聴く。


『あなたと二人、溶け合うようには、感じあえれば素敵なことだよ。
I just want to true your love 心地良いビートに、適当な感じで踊ればいいんじゃないの』


ってとこが流れてくるとき、20代の夜のあんなことやこんなことの、聖俗が混濁したような記憶が、
フラッシュバックしてくるようで、
ちょっと泣きたくもなるのでした。



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Kazuha Komiya











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Urara
























拝啓。
暖かくなってきたので、よく動いてます。


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Koshiro Hino (goat、bonanzas、YPY)











日野君とはエレキングの撮影で2年前に初めてあったのかな。
才能に会えるのが写真を撮っている一個の大きな楽しみでもあるよね。
器用だけど不器用そうな感じ(勝手な印象)に、こういう男が好きだなーと思う。


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Atsuhiro Ito



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『私はシンプルな喜びにこそ焦がれる。
それらは複雑さから逃れる最後の居場所である。』


『I adore simple pleasures. They are the last refuge of the complex.』by OSCAR WILDE


オスカー・ワイルド 訳:俺。


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Shin Lee @Hayama







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年末から3月の最初の頃まで仕事がとても忙しかったり、ニューヨークから妹が結婚報告に旦那と訪ねて来たり、
(そしてしばらく居候をされた。)、5年前ブエノスアイレスで出会った友人が訪ねてきて、
しばらく滞在をしていたりナドナド、、日々が目まぐるしく、あっという間に冬が終わっていて、春になってしまっていた。


そして春になったとたんに慌ただしい日々が嘘のように、久々の暇。。と書くとあまり印象が良くない気もするが、
世の中の一般的な勤労者に比べると、1日にやたらに時間が出来てしまう日々が急に訪れた。
そんな日々は、読んでなかった本を読んだり、映画を観たり色々な情報をインプットしたりもするのだけれど、
同時になんとなく良いことも悪いことも、色々なことを考え始めてしまう人間なので、そればかりだと少し頭も心も重くなるので、
春の始まりというのもあるのか、都内まで友人が色々な催しを至る所でやってるのを見つけては、
出かけたりもしたのだけれども、基本は鎌倉の自宅で食事を作ったり、近所や葉山の低山の中に入ったり、
海辺を散歩したあとに家に戻り、夜はフィルムの処理などをしていて1日が終わっていく。


「ボーッとしているといつの間にやらおじさんになっているからね!」と4年前ぐらいに出会った、
超売れっ子のフォトグラファーの言葉を思い出して、少し不安?のような気持ちが久々に襲ってきたりもしたのだが、
何かに追われていたり、成果をどんどん残しても、気が付いたらおじさんになっている点については変わらないよなー?と、
当たり前のことに気がついたりもした。
ふと言われた言葉が、自分の中で長めに残っている場合は、何かしら自分と関係していて、
あとから何かしらの解を得ることが多い気がしているのだけれど、この言葉の場合は、
何か都市と齢の不安の象徴のようなものだったのかなーと今だと思えてきて、
最終的には離れられそうな言葉で、そんな風に言葉を選別していけるのも、暇な時間の醍醐味。。かもしれないね。


そういえば世の中を渡り歩く処世に関することぐらいは、「大人」っていう技術は最低限身につけたが、
正直、意識の根底にある思考の算段みたいなのは、本当に10代の頃と何か変わったのだろうか?と自分でも疑問に思う時もあるし、
よくよく考えると、昔から若さだけで作られているものには、あまり興味がなかったのかもなーと思ってみたりもする。
おじさんと若い人の表現に、条件や環境は、違うこともあるかもしれないけど、あんまりその外装よりは奥側にあることの方が、
常に興味深い。。。ような気がするっていうか、そういうことが昔から好きなのかもしれない。
外装の奥側の、癖みたいなものの動き方?とか?


そんな風に、まあ年月の流れは皆平等で、長さよりは質の問題の方が大きいかも。。
っていう当たり前のことを再認識もするけど、加えて少しだけ発見をしたことは、
自宅の愛猫を眺めていると、もう11年も一緒なので、眠る時間も長くなってきているし、
毛並みも昔よりは艶がなくなってきている気はするのだけれど、
変わらず愛おしい、、ていうよりはむしろ加齢を重ねてクセがより出てきてより可愛い。(猫バカ)ってなことで、
年の重ね方を、寿命が違う猫に見立ててもしょうもないという人もいるかもしれないが、
人間年齢でいうとぼちぼち60近いことを考えると、よい感じに年をとってくれた。。と感慨深くもなると同時に、
キャラクター(個性、特性)は年をとってマイナスのイメージはない!、、、のかもなーとも。(猫バカ)


そんなことをぼんやりと思いながら、昨日近所の森の奥の方に初めて入ってみたら、
だいぶでかい明らかに周囲と違う雰囲気を漂わす桜を見つけて、
奥の鬱蒼とした中で陽のあたりも鈍いためか、周囲が少しずつ開花をしている中で、その樹はまだ蕾をたくさん貯めた状態で、
周りの春の気配を、一番奥でゆっくりと眺めているように自分には思えて、その姿に魅入られてそっと写真に収めてきた。
きっとこいつは、長いこと、みんなが咲き終わった後に、森の深い所で後から一人で咲いて、
わざわざここに来てくれた者とだけは対峙してきたのだろう。。などと想像をしていたら、
多分神木とか名樹みたいに有名な桜ではないのだろうけれど、この桜を発見できたのは、
自分の時間の中では、かなりラッキーだったような気がしてきた。
自分はおそらくこのあとまた様子を見にくるだろうし、
毎年この時期には、この桜を見に来たくなりそうだなーと思ったのだが、
ふと改めて、自分はこういう類のモノコトが一番好きなのかもしれないなーと思ってみたりした。


まあ暇もいいもんですね。ということを書きたかったのかもしれない。
随分と更新をしていなかったら、久々に会った何人かに心配?されたり、その中で文章が好きという変な人に
立て続けにあったので、駄文を書いてみたくなりました。
森の奥の桜。。。と思えてもらうぐらいには、
たまには花を咲かせるようがんばらんとなーとも思いました。(気合いを入れ直します。)


BGMは実はあんまりぐっときたことなかったんだけど、去年のアルバムがとてもハマった
シャムキャッツ「windless day」歌詞もとても好き。

この一曲目もいい。言葉がとても写真の感じとも近い。そううのを僕は詩的(ポエジー)っていつも思っている。


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okamotonoriaki×Masumi Saito ×Sou Suwa



Movie camera and direction by okamotonoriaki & Ryosuke Kikuchi →→→https://vimeo.com/157269129


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仕事
2016ss URBAN RESEARCH Sonny Label

http://sonny-label.com/look/2016ss/


カルチャーブロス
巻末15pインタビュー高城昌平(cero)

http://tokyonewsmook.zasshi.tv/culture-bros/002.html

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